世界のサッカー 歴史

日本でも人気が高いサッカーですが、その歴史は19世紀イギリスに始まります。当初はルールが各地域で異なっており、ボールを持って走ったり、体をぶつけることも違反ではなく、どちらかと言えばラグビーに近い形式でした。このサッカーとラグビーをミックスしたようなルールが、二つの競技の分岐点になりました。

統一ルールを決める会議が開催された際、これらの行為を禁止するか否かで揉めたのです。体をぶつけ合うことこそ醍醐味とするグループはラグビーとして、禁止するグループはサッカーとして存続します。

現在世界4大リーグといえば、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、セリエAですが、意外にもブンデスリーガはオランダやデンマークのリーグよりも設立が遅く、第二次大戦後になってからでした。ただ各地方アマチュアリーグは盛んだったので、決して実力が劣っていたとは言えないでしょう。実際にワールドカップでは、ドイツは西ドイツ時代から数え4度も優勝しています。これはブラジルに次ぐ優勝回数です。

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