世界のサッカー 衛星放送

衛星放送

サッカーは世界中で愛されるスポーツで、200を超える国や地域でプレーされ、競技人口は2億5000万人以上とわれています。これだけの人気を誇るスポーツなので、当然試合を観戦するファンも世界中に数多くいます。欧州サッカーのカップ戦やリーグ戦、代表戦などは世界トップレベルの戦いで、熱狂的なファンがいます。

また4年に1度行われるワールドカップはサッカーの枠を超えて世界中が注目するビッグイベントです。一昔前までは自国にプロリーグがある国でも海外のサッカーを実際に目にする機会は極端に少なく、録画のビデオ映像などでしかトップレベルのプレーを味わえませんでしたが、近年は衛星放送の技術向上により、どこにいてもライブで試合を楽しめるようになりました。

インターネットを利用した配信や、欧州サッカー専用チャンネルなどは多くの国で人気を集めています。そうした影響からリーグに支払われる放映権料も高値がつくようになり、リーグのレベルの向上に役立っています。

世界のサッカー ワールドカップ

ワールドカップ

サッカーワールドカップは4年に一度、世界中の国々が参加してサッカーの王者を競う大会です。ヨーロッパ、北中米、南米、アフリカ、アジア、オセアニアに分かれて予選を行い、勝ち抜いた32カ国だけが本大会に参加できます。さらに、本大会では予選リーグを突破し、決勝トーナメントを勝ち抜かなくてはいけません。

各地区予選大会でも予選リーグと決勝リーグに分かれており、ホームアンドアウェーで自国と対戦国のスタジアムでそれぞれ戦いを繰り広げます。長い戦いの中では素晴らしい試合をするときも、チームが調子の悪いときもあります。このままでは、本大会に進めなくなるといった窮地に追い込まれたり、成績が悪い場合は監督が交代したりすることも珍しくはありません。そんなときにチームを救う救世主が現れたり、急遽招集されたベテランが試合で活躍するといったドラマが起こります。

サッカーワールドカップを観戦していると、この代表チームに巻き起こる一連のドラマをリアルに感じ、一喜一憂しながら日々を過ごすことになります。この予選から本大会の決勝までの長い戦いの物語に、自国を応援しながら参加できるところがワールドカップサッカーの最大の魅力です。